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2008年度 J-COF主催イベントに伴う
カーボン・オフセット報告

2009年3月30日

J-COFでは、2008年4月15日(火)東京・16日(水)京都にて開催したキックオフ・ミーティングを始めとし、各種イベントにおいて普及啓発活動を実施しました。また、カーボン・オフセットに関する認証のあり方、ラベリングのあり方、透明性の確保のあり方等を検討する課題別ワークショップを開催しました。

イベントの開催時には、公共交通機関の利用、廃棄物の削減など温室効果ガス(GHG)の排出削減に努めてきましたが、削減が困難な分についてはオフセットを行います。

今回実施するオフセットは、平成20年度にJ-COFおよび環境省主催により開催したイベントおよび課題別ワークショップ計7つのイベントを対象としました。活動範囲は、関係者国内交通、会場電力使用、廃棄物となっています。これらのイベント開催に伴うGHG排出量は、合計で約2.8t-CO2となりましたが、3t分を、インドの風力発電事業のクレジット(CER)を用いてオフセットしました。

カーボン・オフセットとは

image自分の温室効果ガス排出量のうち、どうしても削減できない量の全部又は一部を他の場所での排出削減・吸収量でオフセット(埋め合わせ)することをいいます。

カーボン・オフセットとは


地球温暖化とは

image地球は太陽から熱を受けて温まり、同時に宇宙へ熱を出して自らを冷やしています。大気中にある「温室効果ガス」は地面が出す熱を吸収し、再び地面に向かって放射することでほどよく地面を温めています。これが「温室効果」です。 ところが現在、人間の活動が活発になり、「化石燃料」を燃やして温室効果ガスを大気中に大量に排出しているため、「温室効果」が強まっているのです。つまり、多くの熱が地表面を温め、気温が上がっています。これが「地球温暖化」です。

なぜオフセット?


私たちに出来ること

地球温暖化を止めるためには、化石燃料に頼らない社会を作っていく必要があります。私たち一人一人もその責任を負っています。

取組1. 自分の排出量を知り、減らす努力をする
まずは自分が排出している二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量を知ることが重要です。その上で、こまめに電気を消したり、自家用車を利用する代わりに公共交通機関を利用したり、飛行機の代わりに電車を使ったり、まずは身近な排出削減に取り組むことが地球温暖化対策の第一歩です。
取組2. カーボン・オフセット
どんなに頑張って削減努力をしても、どうしても二酸化炭素などの温室効果ガスは排出されてしまいます。こうしたどうしても排出されてしまう温室効果ガスを、別の場所での削減・吸収活動に資金を提供することで埋め合わせようというのがカーボン・オフセットの考え方です。

J-COF主催イベントにおける削減努力

イベントの開催にあたっては、J-COF事務局員、J-COFアドバイザー、参加者などに公共交通機関の利用を推奨し、資料のJ-COFホームページ上への掲載、会議開催時の配布資料は申込人数分のみ準備するなど、廃棄部数が出ないよう配慮した。また、コーヒーサービスなどもリユースカップを使用し、且つ廃棄物が出ないような提供を心掛けた。


J-COFイベントからのオフセット

【オフセットの対象(範囲)】

  • 対象とする活動および期間
    • イベント当日の委員、アドバイザー、講師の勤務地からイベント会場までの交通機関による移動
    • イベント当日および準備期間における、J-COF事務局員の交通機関による移動
    • イベント当日の会場利用による電力利用(準備時間も含む)
    • 廃棄物
  • 対象とする活動に伴う排出量とオフセット量
    2008年度 J-COF主催イベントに係るGHG排出量
    開催日時 イベント名 開催場所 GHG排出量
    (kgCO2)
    2008年4月15日(火)
    16:30~19:00
    2008年4月16日(水)
    16:30~19:00
    キックオフ・ミーティング
    排出量算定報告
    セルリアンタワー東急ホテル
    (4月15日)
    リーガロイヤルホテル京都
    (4月16日)
    1,593
    2008年5月30日(金)
    10:30~16:00
    J-COFオープン・セミナー&課題別ワークショップ
    排出量算定報告
    ベルサール三田
    Room1,2
    512
    2008年8月5日(火)
    13:30~18:30
    J-COFオープン・セミナー&第2回課題別ワークショップ
    排出量算定報告
    ベルサール三田
    Room1,2
    354
    2008年9月25日(木)
    14:40~17:00
    J-COFオープン・セミナー&第3回課題別ワークショップ
    排出量算定報告
    ベルサール三田
    Room1,2
    113
    2008年10月21日(火)
    15:00~17:00
    J-COFオープン・セミナー&第4回課題別ワークショップ
    排出量算定報告
    全国都市会館 89
    2008年11月18日(火)
    15:30~17:30
    J-COFオープン・セミナー&第5回課題別ワークショップ
    排出量算定報告
    ベルサール三田
    Room1,2
    171
    合計

    -

    - 2,832
  • 算定方法

    GHG排出量の算定にあたっては、以下の資料を参考としました(算定時点で入手可能な最新版)。

    カーボン・オフセットの対象活動から生じるGHG排出量の算定方法ガイドライン(Ver.1.0)

    温室効果ガス排出量算定・報告マニュアル(Ver.2.3)

    日本国温室効果ガスインベントリ報告書(2008年5月)

    また、各イベントの排出量詳細については、各イベントの報告ページをご覧ください。


オフセットの方法

オフセットに使用するクレジットは、インドの風力発電事業のクレジット(CER:Certified Emission Reductions(CDMプロジェクトを通じて発行されるクレジット))です。クレジットは、んしんプロバイダー制度参加事業者であるカーボンフリーコンサルティング(株)より購入し、日本政府の償却口座へ移転申請を完了しました。

【プロジェクト概要】

プロジェクト名
(英名)
6.75 MW Small Scale Grid Connected “Wind Electricity Generation Project” by Tamil Nadu Newsprint and Papers Limited
(和訳)
タミルナドゥ州におけるNewsprint and Paper社6.75MW風力発電プロジェクト
レファレンスNo.
1053
排出削減量
14,431(t CO2/年)
クレジット購入量
3t
プロジェクト概要
本プロジェクトは、タミルナドゥ州に設置された7基の風力発電機によって現地の電力不足に寄与するとともに、地域村民への電力供給の安定化、インフラの整備、雇用の創出による直接的間接的な貧困の緩和につながり(PDD「section A」)、温暖化対策と同時に途上国の開発のニーズを満たすことの出来るコベネフィット・プロジェクトです。